アルバム “出会いそしてピリオド”
※全曲で一曲になっています。
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※下段表に全曲の歌詞があります。
1.落書V −前奏のインストルメンツ−
2.出会い (0138)
3.ルミちゃん (0108)
4.ある日の君へ (0117)
5.夜 (0118)
6.春を待つ花
(0051)
7.白い日記 (0119)
8.この道
(0095)
9.花嫁に捧げる唄 (0137)
10.春の一日
(0140)
11.青い海 (0062)
12.五月の風
(0111)
13.落書V
2.出会い 出会いの時は いつもそうです 言いたいことの ほんの少ししか 言えずに 別れてしまう 出会いの時の 僕のこの手は 君の白い指に そっとふれたいと 思っても できはしない もしも 君の言葉に もしも 君のしぐさに 愛が見えてきたならば 僕の心にいつまでも 燃える何かが 生まれてくるでしょう 出会いの時の 二人の間に まだ少しだけの すきまがある それは 二人のはにかみ もしも お互いに もしも すなおになって 心のすきまをうめて 手をつなぎあえば きっと愛が 生まれてくるでしょう もしも お互いに もしも すなおになって 心のすきまをうめて 手をつなぎあえば きっと愛が 生まれてくるでしょう |
3.ルミちゃん 君と僕が向かい合うここから 深く静かな緑の海が見える そして今同じ深い静かな愛が 二人に生まれようとしてるのを ルミちゃん 君は知ってるかい 僕の夢の世界は君だけ 君とだけの愛の園 今ブランデーを飲み 僕はそんな世界に浸って行く ウー・・・ 君と僕はだまって見つめ合う 心は見えない言葉でつながって そして今言葉にも現わせない愛が 二人に波のように寄せるのを ルミちゃん 君は知ってるかい 僕の夢の世界は君だけ 君とだけの愛の園 今ブランデーを勧め 君を夢の世界に誘って行く 僕の夢の世界は君だけ 君とだけの愛の園 今言葉は遠く過ぎ去り 二人の目と目が愛を育てて行く ウー・・・ |
4.ある日の君へ 大空を見上げてごらん 何処までも青い空が広がっている 小鳥はその中へ飛んで行くのに 君は何故理由(わけ)もわからず悩んでいるの* 海原を見つめてごらん 何処までも蒼い海が続いている 魚はその中を自由に泳ぐのに 君は何故何を気にして躇うのか 君は誰に遠慮し何を気遣うの 自分に素直に生きてごらん きっと新しい世界が待っている 君が夢見ていたすてきな世界が すぐそこに 君は知ってるでしょう 美しい花もいつか散ってゆくのを なのに自分が老いてゆくのを 君は何故今になっても気付かないの 君は誰に遠慮し何を気遣うの 自分に素直に生きてごらん きっと新しい世界が待っている 君が夢見ていたすてきな世界が すぐそこに |
5.夜 今夜はお酒がとても飲みたいと 話すあなたの目が潤む あなたの二つの手が僕の首に 絡む時心は揺れる 二人だけのこの時が いつまでも いつまでも いつまでも あってほしいけれど 二人の愛を築くその前に 二人にいじわるな時は 急ぎ足で過ぎて行く 口づけかわすあなたの口びるの ルージュの鮮やかさ目に滲む あなたの口もとのフィーズのしずくが 赤いライトによく似合う あなたの耳もとに顔を寄せて 愛の言葉を囁く時 あなたの黒髪のリンスの香りが とても心地よく漂う 二人だけのこの時が いつまでも いつまでも いつまでも あってほしいけれど 二人の愛を築くその前に 二人にいじわるな時は 急ぎ足で過ぎて行く 二人の愛を築くその前に 二人にいじわるな時は 急ぎ足で過ぎて行く |
6.春を待つ花 1.春を待ちかねてかわいい花が 雪の合間から芽をだしたよ けれどまだ寒いきびしい冬は そんな花には冷たいの かわいいお花さん寒くはないかい 春はまだ遠いのだよ だからもう少し待っているんだよ もうすぐちょうが飛んでくるまで 2.白い雪の中に咲いた 小さな花はさびしそう 他の花はまだ眠っていて じっと春を待っているんだね かわいいお花さんさびしくないかい ぼくとお話していようね だからもうすこし待っているんだよ 他の花が咲くまで |
7.白い日記 深い眠りが私を襲ってくる けれどこのまま眠ってしまったなら 今日のあなたとの楽しい想い出が 飛び去ってしまいそう 今日の別れの時の「さようなら」は あなたの震える甘い口びる ふたたび甦る枕下(まくらもと)の日記の インクの青さ鮮やか あなたの名が日記に現れたのは いつの日のことだったろうか 今日も白いページにあなたの名を記す 忘れぬように もう眠りについてもいいでしょう どんな深い眠りが襲っても 夢は遠く宇宙を翔(かけ)めぐりて 愛は消えることはない あなたの名が日記からもしも消えたなら それからは白いページだけ 私の指は微かな動きもなく 停まってしまう あなたは永久に消えることなく 私の脳裡に生きつづけ いつか二人この部屋で頬を寄せ合い 星を見るでしょう |
8.この道 星も見えない暗いこの道 何故か知らずに今日も歩いている僕さ 昼の都会を忘れたくて いつもいつでもこの道を歩く僕さ 愛に咲く花も 夢を運ぶ鳥も 昼の都会にはない でも 愛も夢もくれるあなたに この道を行けば会える 赤く燃える恋も 若い希望の日も 今の暮らしにはない でも 若いあなたそして恋 この道の向こうにある 今僕は一人 この道を行く 昨日(キノウ)も今日も明日(アス)も でも いつかきっとあなたを抱いて この道を二人で帰る この道を二人で帰る |
9.花嫁に捧げる唄 あなたの白い 指に光る 私のあげた 愛の指環 今その手を取って 新しい旅へ 連れてってあげる ついておいでよ きっと きっと 幸福(シアワセ)に 幸福(シアワセ)に してあげる
今あなたといっしょに 今日この日から 手を取り合って 歩いてゆこう ずっと ずっと いつまでも いつまでも 愛し合い 今その手を取って 新しい旅へ 連れてってあげる ついておいでよ きっと きっと 幸福(シアワセ)に 幸福(シアワセ)に してあげる 幸福(シアワセ)に 幸福(シアワセ)に してあげる |
10.春の一日 君とすごした春の一日は 風にゆらゆれるカスミソウ 白い思い出がわたしの青春だと 小さくほほえんだ 君のまつ毛にそっと口づけた
海のかがやきがあなたみたいだと あかるくほほえんだ 君の細い肩おもわずひきよせた
空の広さがあなたみたいだと やさしくゆれてた 君のすがたに季節がまぶしかった |
11.青い海 海は青く大きな世界 ぼくとあなたの住む世界 |
12.五月の風 五月の雨が僕に語りかけてくる 恋人も今は遠い一人ぼっちのこの僕に けだるい今日という一日が過ぎる むなしい心の中に雨の音がして 五月の風が僕にほゝ笑みをくれる 悲しい恋の後で泣いているこの僕に 古い日記は風が持ち去って 白い日記帳を僕に運んでくる 「このまっ白な新しい日記に きっと現れるすてきな娘(こ)のこと 思いっきり書いてみるんだ」そんなふうに風は僕を勇気づける 五月の空は高く青く広がり 新しい緑は明るい太陽に輝いて 僕にもきっと新しい恋の芽が明日(あした)にでもすぐにできるでしょう きっときっと五月の風が運んでくる 運んでくる 運んでくる |
13.落書V タイプで打つのは 恋のピリオド ひとりずもうは悲しすぎる 最終列車で お家に帰ろう |