166.大東岳
※最下段に【コース紹介】有り
山名の呼び | 所在都道府県 | 標 高 | 登頂年月日 | 年齢 | 備 考 |
だいとうだけ | 宮城 | 1,366m | 2009年9月6日 | 117 |
有名な秋保大滝の奥に二口山塊の大東岳がある。宮城を代表する
この山にまだ登ったことがなかったので、今回はこの大東岳を目指
すこととした。
大東岳山頂
二口登山口からは表コースと裏コースがあるので、表コースを登って裏コースを下る計画を
立てた。登り始めると、たいした山ではないと思っていたが、結構きつい山である。登山道
は草が刈ってあるだけで、木道・階段・梯子などの工作物はいっさいなし。本格的な登山靴
でないと歩けない山である。そして延々と登りが続く。山頂手前には「鼻こすり」という看板
があるが、これは登りが急なので鼻を地面にこすってしまうための命名と聞いている。
ここの看板に写真の通り「がんばってね」とあるが、こちらとしてはずっと頑張っているんだ、
これ以上どうしろと言うんだ、と言いたくなる。それでもやっと山頂に到着。あいにく曇り空で
景色は眺められませんでした。
二口登山口 五合目 鼻こすり
下りですが、出会った登山者の話では裏コースは荒れていて人はあまり行かない、とのこと
です。たしかに皆さん表コースのピストンだったので、我々もピストンにすることにしました。
下り始めると登りよりさらに危険です。鼻こすりの急斜面の下りは、一歩一歩次に足をどこに
おろすか考えながら歩かなくてはなりません。時間的にもコース的にも、ある程度の経験者
でないとこの山の登山は危険だと感じました。さらに、裏コースも荒れているというし、表コース
も整備が手薄になっているようで、将来的に登山コースが存続するのか心配になってきます。
大東岳という名の通った山でこうだとは、本格的に有名な山以外は登山者が減少してきて
先が思いやられます。
【コース紹介】 ※下段は私たちの通過時間
***表コースの往復***
二口登山口−(1:40)−五合目−(1:40)−大東岳山頂− −休憩− −二口登山口
8:10
9:53/10:05 11:50/12:33 13:43/14:00 15:20