158〜160.北穂高岳−涸沢岳−奥穂高岳(穂高岳)
※最下段に【コース紹介】有り
山名の呼び | 所在都道府県 | 標 高 | 登頂年月日 | 年齢 | 備 考 |
きたほたかだけ(ほたかだけ) | 長野・岐阜 | 3,106m | 2008年8月12日 | 115 | 深田久弥の百名山 |
からさわだけ(ほたかだけ) | 長野・岐阜 | 3,110m | 2008年8月12日 | 115 | 深田久弥の百名山 |
おくほたかだけ(ほたかだけ) | 長野・岐阜 | 3,190m | 2008年8月13日 | 115 | 深田久弥の百名山 |
50歳台最後の夏です。体力のあるうちにということで、思いきって穂高岳に
挑戦することとしました。
槍をバックに奥穂高岳山頂
【1日目】
今回は休みが合ったので、義弟夫婦といっしょです。上高地近くの坂巻温泉に前泊し、早朝
タクシーにて出発。釜トンネル前のゲートが5時に開くので待機し、十数台番目で上高地へ。
さっそく準備を整え、登山開始。と言っても、横尾まではほぼ平坦な梓川沿いを歩きます。
上高地 明神岳 見えてきた北穂
明神での4人 横 尾
横尾からは本格的に登りになります。義弟がややお疲れぎみの様子です。やや遅れぎみ
ながら涸沢に到着。すでにテントでいっぱいです。しかしながら、山小屋の受付では空いて
いるということで、一人フトン一枚に寝れるということでした。食事後はやることがないので、
早々と就寝。夜中に起きて空を眺めると、満天の星空でした。さぁ、明日も天気が良さそう
です。
涸 沢
【2日目】
さぁ、今日は北穂へ登り、そこから地図上では危険地帯となっている涸沢岳への私たちにとっ
ては最大の難所です。頑張ろうということなのですが、義弟が腰痛悪化ということで勇気ある
決断で下山することとなりました。そこで、ここからは3人ということになりました。
涸沢から北穂高岳への登山道よりの眺め
涸沢カールの雄大な眺めを楽しみながら一歩一歩、そして北穂高岳山頂へ到着。槍ヶ岳がすぐ
目の前に勇姿を見せてくれます。景色を楽しみ、昼食をとっていよいよです。さぁ、ここからは慎重
に集中して頑張ろう。
何とか無事に難所を通過。このコースに対する評価をいろいろ書こうとしましたが、やめます。
結局、山は何時何があるか分かりませんが、個人の自己責任です。私がどうこう言うことではあり
ません。一人一人が自分の技量と体力に合わせて判断することでしょう。しかし、私の考えは明確
になりました。地図上で危険と記載されているところはやはり危険だということです。私たちはこれ
が最初で最後でしょう。地図上で危険の記載があれば、そのコースはやはり避けることになると思
います。
北穂高岳山頂 涸沢岳山頂
涸沢岳に到着するとやや雲がでてきました。しかし、霧の陰に穂高岳山荘が見えてきました。
穂高岳山荘もそこそこと言うことで、一人にフトン一枚で寝れることとなりました。明日も早いので
早々と就寝。しかし、夜中目が覚めると雨です。
やっと見えた穂高岳山荘 穂高岳山荘 穂高岳山荘からのご来光
【3日目】
朝になると本日も晴れ。ご来光を眺め、朝食です。私たちの席の窓のすぐ横が奥穂高岳への
コースです。何と、ハシゴが見えます。スタートからまたすぐハシゴと鎖のコースのようです。
さぁ、奥穂を目指そう。
奥穂高岳山頂
憧れの奥穂へ到着。快晴、360度のパノラマです。言葉がありません・・・。
奥穂高岳山頂を十分に楽しみ、下山です。すこし下ると2日目の難所の険しい岩の尾根
が見えます。あんな所を、良く歩いてきたものです。名残り惜しい奥穂高岳を後ろに
安全を誓い合って下山。そして無事に上高地に到着。忘れていた義弟が待ちわびていま
した。その後、奈川温泉に一泊し、次の日帰途につきました。
北穂高岳から涸沢岳への2日目の難所コース 名残り惜しい奥穂高岳
【コース紹介】 ※下段は私たちの通過時間
1日目
上高地バスターミナル−(1:00)−明神−(1:00)−徳沢−(1:10)−横尾−(1:00)
5:28
6:20/6:48 7:40/7:53 8:53/9:42
−本谷橋−(2:00)−涸沢ヒュッテ
11:03 15:15
2日目
涸沢ヒュッテ−(3:00)−北穂高岳−(2:15)−涸沢岳−(0:10)−穂高岳山荘
6:00
10:32/11:20 14:50/15:00 15:15
3日目
穂高岳山荘−(0:40)−奥穂高岳−(1:20)−紀美子平−(2:00)−岳沢ヒュッテ跡
5:55
6:50/7:25 9:10/9:25 11:55/12:45
−(2:00)−上高地バスターミナル
15:25