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142〜143.唐松岳−五竜岳     ※最下段に【コース紹介】有り 

山名の呼び 所在都道府県 標 高 登頂年月日 年齢 備  考
からまつだけ 長野・富山 2,696m 2007年8月12日 113 三百名山
ごりゅうだけ 富山 2,814m 2007年8月13日 113 深田久弥の百名山




      
快晴御礼!

  山はそれなりにガスがありましたが、
  三日間晴天が続きました。



 
 撮影場所 : 唐松岳頂上山荘前


  
 後方 : 立山連峰

            立山  剣岳





  北アルプスの表銀座でまだ登っていない唐松岳・五竜岳を目指しました。白馬岳側
  そして反対の鹿島槍ヶ岳側との間にはキレットがあり、私たちには危険と判断して
  三度に分けての登山としたわけです。これにて、表銀座の百名山はすべて登頂と
  なりました。五竜岳はごつごつした岩峰で、深田久弥の百名山です。
    

【2007年8月11日(前日)】
 自宅を6時07分に出発。仙台宮城インターから東北自動車道に入り、磐越・北陸を経由して糸魚川インター
 に12時に到着。さらに、国道148号線を南下して、13時45分に白馬八方スキー場というか温泉に到着。
 この日は明日からの登山に向けて、温泉につかってゆっくりいたしました。

            白馬八方温泉         八方温泉街からの白馬鑓ヶ岳      うさぎ平からの白馬三山
      

【2007年8月12日(1日目)】
 泊まった宿は、登山に行っている間無料で車を預かってくれるのが売りです。というわけで、安心して出発。
 ゴンドラは6時45分キップ販売開始の7時運転開始です。少し早めに行きましたが、すでに行列ができて
 ました。それでも、そんなに待つほどもなく、7時05分にゴンドラに乗ることができました。
 八方温泉街から微かに見えていた白馬三山は、ゴンドラがうさぎ平に着くと勇壮な姿を現しました。さらに
 リフトに乗って八方池山荘前に着くと、下の写真の通りです。快晴の中何とも言えない光景でした。
 

     八方池山荘前からの白馬三山       登山道からの唐松岳             唐松岳山頂
      

 登りは大変ですが、この日は周りの景色を楽しみながらゆっくりの登山となりました。そして、唐松岳頂上
 山荘には11時30分に到着。ちょっと風が強かったので、宿泊手続きをして部屋で昼食をとりました。この
 日は8人定員のところに3夫婦ということで、ほぼ畳1枚に一人というレベルのようです。

        唐松岳からの五竜岳           五竜岳への登山道             唐松岳頂上山荘
      

 その後、唐松岳を目指してアタック。12時40分に山頂到着。立山連峰の立山・剣が間近に見え、白馬三山
 そして五竜岳が・・・。充分景色を堪能し、その後山小屋に戻りました。
 唐松岳頂上山荘は、

         http://www.karamatsu.jp/ (最終確認日 : 2008年12月1日)

 北館に泊まりましたが、改装されていて気持ちのいい部屋でした。さらにトイレが洋式になって快適でした。
 山小屋も大分変わってきましたねぇ。夕食もそこそこで普通の食事でした。

【2007年8月13日(2日目)】
 朝食は5時40分で、出発は6時半となりました。五竜岳はすぐそこに見えてます。縦走路ですが、いったん
 相当下り、それから改めて登らなければならないというコースです。そして、後で分かったのですが、五竜岳
 側から唐松岳を見ると遠く感じました。要するに、五竜岳の姿があまりにも大きいので、近くに見えるという
 錯覚だったのです。
 五竜山荘には9時53分に到着。早々と今晩の宿泊手続きをし、部屋に荷物を置いて五竜岳頂上アタックの
 準備です。サブリュックで身軽になり、10時40分アタック開始。岩の大きな山で砂礫の登山道。頂上間近は
 私たちにとってはちょっと危険な、手足をフルに使わねばならない岩登りでしたが、11時47分登頂。周りに
 人がいたので出来ませんでしたが、本当にバンザイと叫びたい気持ちでした。

          クサリ場               砂礫の登山道              登ってきた登山道
     

 五竜岳山頂です。天気は快晴。360度のパノラマ。立山連峰の立山・剣岳が目の前です。白馬三山が、
 そして鹿島槍ヶ岳が・・・。南側は雲海が広がり、遠くに富士山が微かに見えてます。

                    五竜岳山頂(後方は立山連峰)
           

     五竜岳からの鹿島槍ヶ岳        五竜岳からの立山連峰         五竜岳からの白馬三山
     

 山頂にて昼食をとり、下山。この日は五竜山荘泊ですが、昨日とは一変、昔ながらの山小屋で、夕食も
 定番のカレーでした。

【2007年8月14日(3日目)】
 朝食は5時から並んだ順ということで、4時半から並んで何とか一順目となり、朝食完了。その後外に出ると
 ちょうどご来光ということで、下の写真の通りです。

          五竜山荘             五竜山荘からのご来光          朝日を浴びる五竜岳
     

 さぁ後は最後、別世界から下界への道を下るだけですが、遠見尾根コースはだらだらかなり長いコースの
 ようです。頑張ろう。
 下りもいいです。後ろには五竜岳・唐松岳、右に鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳、左に白馬三山の白馬岳・杓子岳・
 白馬鑓ヶ岳、こんなすばらしい眺望を楽しみながら無事アルプス平に到着。

     大遠見山からの鹿島槍ヶ岳      小遠見山からの白馬三山         小遠見山からの五竜岳
     

 ここからテレキャビンに乗って遠見駅まで下りますが、ここのサービスが最高でした。乗車時に冷たいおし
 ぼりをどうぞ、というのです。そして下に下りたら、おしぼりをお返し下さいと。何とも粋なサーヒスで気に入
 りました。
 さて、ここから八方まで戻らなくてはならないので、バスかタクシーということになりますが、ちょうどいいのが
 ありました。この辺の周遊バスで「花三昧バス」、どこから何度乗っても一日400円、このバスを利用し八方
 の出発地点の宿へ。
 その後、秘湯の湯である小谷温泉へ。

【2007年8月15日(後日)】
 小谷温泉で疲れを癒し、一路帰途へ。来る時と同じ道を引き返しましたが、北陸道は中越地震後で50キロ
 規制です。確かに段差がありました。土盛りの部分を基準とするとちょっとした橋とかそういった構造物が
 一段高くなっていました。構造物が揺すられて浮き上がったという状態です。柏崎刈羽原発は直接見えませ
 んでしたが、送電線が集中している箇所があったので、あの先の海岸あたりだなと思って帰ってきました。 
 1050kmの旅でした。

      微かに見えた富士山           可愛かったコマクサ               小谷温泉
     


 【コース紹介】   ※下段は私たちの通過時間

   一日目 : 八方駅−(ゴンドラ0:08)−兎平駅−(リフト0:07)−黒菱−(リフト0:07)−八方池山荘
           7:05                                            7:45
    
      −(1:00)−第3ケルン−(2:30) − 休憩 − 八方ケルン −唐松岳頂上山荘−(0:20)
                 8:45/9:00       9:45/10:00  10:30/10:45    11:30/12:20 
          =唐松岳山頂=(0:10)−唐松岳頂上山荘
           12:40/13:10           14:25
   二日目 : 唐松岳頂上山荘−(2:30)− 休憩 − コーヒータイム −五竜山荘−(1:00)=五竜岳山頂
            6:30           7:37/7:52   8:35/9:15   9:53/10:40      11:47/12:45
          =(0:40)−五竜山荘
                   13:37     
   三日目 : 五竜山荘−(1:20)−大遠見山−(1:30)−小遠見山−(1:00) − 軽食事 −地蔵の頭
            5:45         7:23/7:33       8:32/8:45        9:13/9:30   9:45 
         
−(0:20)−アルプス平駅−(テレキャビン0:08)−とおみ駅−(バス0:30)−八方駅
 
                 10:00                10:12/10:45         11:06 


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