141.燧ヶ岳〜尾瀬 ※最下段に【コース紹介】有り
山名の呼び | 所在都道府県 | 標 高 | 登頂年月日 | 年齢 | 備 考 |
ひうちがたけ | 福島 | 2356m | 2007年7月29日 | 113 | 深田久弥の百名山 |
燧ヶ岳は東北の最高峰です。そして、尾瀬、誰もが一度は行ってみたい
と思っている有名なところで、何の説明もいらないでしょう。
俎ー山頂 俎ーからの柴安ー
柴安ーからの俎ー 柴安ー山頂
塩釜の自宅を朝9時に出発し、御池駐車場に16時に到着。駐車場料金は1,000円ですが、
山小屋に泊まると無料コインがもらえました。本日はここで車中泊とし、明日の朝に燧ヶ岳を
目指します。愛車セレナは中後席をフルフラットにすると、充分寝れる状態です。窓はスモーク
ですし、運転席との間には写真の通りカーテンをつけましたので、ほぼ問題ありません。持って
きたお弁当を食べ、この日はゆっくり休むこととしました。外は雨ですが、明日は天気になること
を期待しましょう。
セレナのフルフラット状態 早朝の御池駐車場 熊沢田代
朝起きると、雨はやんでいました。朝食の準備を始めると、駐車場の皆さんも一斉に動き出しま
した。朝食をとり、支度をして、さぁ出発です。これから約7時間の長丁場ですが、頑張ろう。
御池から俎ーへの登山道は気持ちがいいコースです。熊沢田代などの湿原もあり変化に富んで
いて、あっという間とはいきませんが、それでも軽快に山頂へと歩けました。
山頂につくと、期待した景色は曇りのためまったく見えませんでした。それでも今回は雨模様の
天気予報だったので、雨が降ってないだけ良しとしましょう。俎ーと柴安ーの山頂を楽しみ、その
後下山です。この日は見晴に泊まる予定なので、尾瀬ヶ原を目指しました。このコースがさっぱり
でした。延々と瓦礫で歩きにくいし、藪と林の中で、飽き飽きしてしまいました。それでも何とか
見晴に到着。今日の宿泊は「原の小屋」です。
「原の小屋」を選んだ理由
1.尾瀬小屋は有名になりすぎて
2.個室料金をとらない
3.ウォシュレットのトイレ
http://www.ne.jp/asahi/oze/haranokoya/index.html (最終確認日:2009年3月26日)
「原の小屋」にて手続きをし、それからゆっくり尾瀬ヶ原を散策しました。花がほとんどない季節
なので、人影はまばらです。おかげで二人だけの尾瀬の下の写真がとれました。後の山が縦走
してきた燧ヶ岳です。
二人だけの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
朝起きると、尾瀬ヶ原は気持ちのいい朝でした。木道はそこそこの人がでていました。そして、
下の写真です。朝靄の中の景色が何ともすばらしいものでした。
朝 靄 の 尾 瀬 ヶ 原
これからの予定は、尾瀬沼まで行って尾瀬沼を散策し、その後大江湿原のニッコウキスゲ
を楽しんで沼山峠のバス停を目指します。ところが雨です。大雨となってしまいました。
ただひたすら沼山峠を目指す。湿原のど真ん中で雷です。怖い、急げ急げ。
というわけで、沼尻平で休憩し、長蔵小屋売店でコーヒーを飲んだ以外はひたすらひたすら
歩き、何とか沼山峠のバス停に到着しました。そこから、すぐにシャトルバスで御池駐車場へ。
雨の尾瀬沼
雨でびしょぬれになったのでと言うわけでもないのですが、どこか温泉にでもということで、
帰路の途中で米沢近くの滑川温泉に行くことにしました。
滑川温泉 滑川大滝
滑川温泉に一泊し、次の日の朝飯前に滑川大滝の展望台まで行ってきました。片道20分
のコースですが、これは吾妻連峰東大巓への登山道そのものでした。今度改めて来たい
ものです。
【コース紹介】 ※下段は私たちの通過時間
1日目:
御池駐車場−(4:00)−俎ー山頂−(0:20)−柴安ー山頂−(3:00)−見晴 〜尾瀬ヶ原散策
5:25
9:05/9:30
9:51/10:11 12:43
2日目:
見晴−(2:20)−沼尻平−(1:00)−長蔵小屋−(1:20)−沼山峠山の駅−(バス)−御池駐車場
6:43
8:17/8:32 9:15/9:25
10:07/10:16 10:30
★赤文字は雨と雷の中、ただひたすら歩いた時間です。
景色を楽しみながらの通常時間としては参考にならないと思います。