高松岳

１２８～１３０．小安岳－高松岳－山伏岳　　　　　　　　　　※最下段に【コース紹介】有り

山名の呼び	所在都道府県	標　高	登頂年月日	年齢	備　　考
おやすだけ	秋田	１，２９２ｍ	２００６年９月２日	１１１
たかまつだけ	秋田	１，３４８ｍ	２００６年９月２日	１１１
やまぶしだけ	秋田	１，３１５ｍ	２００６年９月３日	１１１

　　　　　高松岳は栗駒国定公園内に属し、栗駒山の西方１５ｋｍの秋田県南東部
　　　　　に位置する山である。高松岳に直接登るコースはなく、山伏岳か小安岳を
　　　　　経由して登ることになる。そこで今回は、泥湯温泉から３山を巡って戻って
　　　　　くるコースを歩くことにした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高松岳山頂
　　　　　　　　　　

【２００６年９月２日】
　　　　　　泥湯温泉駐車場に着くとびっくりです。やはり硫化水素ガスの事件があったせいでしょうか、
　　　　　　注意の立て看板そしてその横には太陽電池パネル・風向風速計・測定計器が設置されて
　　　　　　いました。
　　　　　　そんな駐車場のすぐ横の登山口からさっそく登山開始です。登山道を登って行くとびっくり
　　　　　　です。温泉が噴出しているのです。しかも、ボコボコと沸騰しているのです。

　　　　　　　　　　　　泥湯温泉駐車場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　登山道脇の温泉噴出
　　　

　　　　　　　　３０分ほど歩くと新湯という場所に着きました。そこからバイプが引いてあるので、ここから
　　　　　　　　温泉が供給されているのだと想います。
　　　　　　　　その後、本格的に登山ですが、ここのコースは歩きにくいコースでした。山を回るコースなの
　　　　　　　　ですが、道幅がせまく右側が崖なので、常に右下がりで歩くことになります。その後、小安岳
　　　　　　　　に到着。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　新湯　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小安岳山頂
　　　

　　　　　　　　小安岳からは稜線歩きになるので、気持ちのいいコースとなりました。そして、高松岳避難
　　　　　　　　小屋に到着です。高松岳山頂は３００ｍほど離れた場所なので、まず一気に山頂を目指し、
　　　　　　　　山の空気をたっぷり吸わせてもらいました。しかし、曇っていて遠い景色は見えませんでし
　　　　　　　　た。その後、小屋に戻りゆっくり休息をとりお泊まりとなるわけですが、東北の山は登山客
　　　　　　　　が少なく私たちの貸切となりました。なお、登ってくるあいだに出会った人は下りの３人だけ
　　　　　　　　でした。

　　　　　　　　　　　　高松岳避難小屋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小屋の内部
　　　

【２００６年９月３日】
　　　　　　　　この日も曇っており、山頂は霧がかかっていました。それでも朝早く出発し、山伏岳を目指し
　　　　　　　　ました。登山客はどこにもいない状態で、山全体が貸切です。山伏岳に到着し、その後下山
　　　　　　　　となりましたが、出会ったのは犬連れの夫婦の一組だけでした。

　　　　　　　　　　　　　　山伏岳山頂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川原毛地獄
　　　

　　　　　　　　その後山伏岳登山口に到着。ここからはちょっと一般道路を歩くこととなります。途中に
　　　　　　　　川原毛地獄という観光地があるのでそこを見学。そして、やっと泥湯温泉街が見えてきま
　　　　　　　　した。そしてまた、有毒ガス注意の看板です。当然のように硫黄の臭いがしてきて、出発
　　　　　　　　地点の泥湯温泉駐車場に無事到着しました。

　　　　　　　　　　　　泥湯温泉を望む　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有毒ガス注意の看板
　　　

　　　　　一日目　：　泥湯温泉駐車場－新湯－（２：００）－小安岳－高松岳避難小屋－（１：００）－高松岳
　　　　　　　　　　　　　　　11:04 　　　11:37　　　 13:50/14:00　　15:12　　　　　　15:22/15:27　
　　　　　　　　　　　－高松岳避難小屋
　　　　　　　　　　　　　　　15:12　　　　　　　　　　　　　※昼食休憩　12:40/13:00　　

　　　　　二日目　：　高松岳避難小屋－（１：００）－山伏岳－（１：１０）－山伏岳登山口
　　　　　　　　　　　　　　　6:12 　　　　　　　　 7:23/7:35　　　　　　　　　8:54　

　　　　　　　　　　　　　　－川原毛地獄－（０：２０）－泥湯温泉駐車場
　　　　　　　　　　　　　8:58/9:12　　　　　　　　　　　9:38　