117・118.万二郎岳−万三郎岳(天城山) ※最下段に【コース紹介】有り
山名の呼び | 所在都道府県 | 標 高 | 登頂年月日 | 年齢 | 備 考 |
ばんじろうだけ(あまぎさん) | 静岡 | 1,300m | 2005年9月4日 | 109 | 深田久弥の百名山 |
ばんさぶろうだけ(あまぎさん) | 静岡 | 1,406m | 2005年9月4日 | 109 | 深田久弥の百名山 |
熱海観光協会のペア宿泊券に当選し、思いついたのが天城山縦走です。前に
伊豆の踊り子歩道を歩ったことはありますが、天城山縦走はなかなか機会が
ありませんでした。そこで、今回目指したわけですが、気になるのはコースの
状況です。このコースは過去から雨で通行不能になったことがあり、今年も台風
直後であり心配がありました。しかし、あこがれの天城山縦走に挑戦しました。
天城山は日本百名山であり、万二郎岳・万三郎岳などのピークの総称で、その
なかの万三郎岳が伊豆半島の最高峰である。
万二郎岳頂上 万三郎岳頂上
天城観光協会のホームページによると、シャクナゲコースなど一部通行止めはあるものの、基本的
には昨年7月の大雨での通行止めは修復されたようです。しかし、今回は台風11号が伊豆半島を
直撃した直後なので、事前に伊豆市と観光協会に問い合わせをしましたが、人手が足りなくてコース
の確認はできていない、また縦走した人の情報もないということでした。そして、下記の確認がとれ、
予定コースを変更しての縦走となりました。
修善寺〜八丁池口のバス : 崖崩れのため運行中止
向峠経由登り御幸歩道
: 崖崩れのため通行止め
シャクナゲコース
: シャクナゲ保護のため昨年から通行止め
天城高原ゴルフ場から水生地下への約6時間コースを選択しましたが、できるだけ朝早く登山開始とした
いため、仙台から天城までの交通機関をどうするか検討しました。その結果、下記となりましたので、仙台
方面から行かれる方のために紹介しておきます。
東北急行バス 仙台23:30 →
東京八重洲口05:15
新幹線こだま561号 東京06:23 →
熱海07:11
JR伊東線
熱海07:23 → 伊東07:45
天城東急リゾート・シャトルバス 伊東駅8:00
→ 天城高原ゴルフ場8:50
バスはこの日の土日時刻ですが、事前に現地に確認する必要があります。
というわけで、いよいよ縦走開始です。しかし、この日は各地で雨模様であり、伊豆半島は雨はないものの
曇っていて、富士山も相模湾も駿河湾も何にも景色は見えません。そこで、今回は台風11号の後のコース
確認とその報告ということにしました。
天城高原ゴルフ場からは小枝が若干落ちているものの、特に問題はありません。この日出会ったのは縦走
を目指した若者一人と、万三郎岳往復コースの2組の中年夫婦だけでした。万三郎岳往復コースに限って
は、整備も充分であり、台風の影響もなく、まったく問題ありません。
しかし、万三郎岳を過ぎると状況は一変です。
上の写真は、恐らく過去の雨で被害のあったところでしょう。かなり上から下まで登山コースを横切った
土砂崩れの後でした。
戸塚峠から白田峠はやはり風が一番強く当たるのでしょうか。登山コースは崩落によって歩行不能と
いうところはありませんでしたが、倒木などの被害は相当あり、歩くのに大変なところもありました。
真っ二つに裂けた木 コースをふさいでいる倒木
コースをふさぐ落ちた枝 またぐか、くぐるか! 小枝ながら歩きにくい!
白田峠から八丁池経由水生地については、台風の影響はほとんどありません。しかしながら、整備は
若干不十分で、立て札についてはやや不満があり、地図を正しく確認しなければならないところもあり
ました。
以上の内容については、観光協会へ報告しておきました。
この後の私たちですが、バスが修善寺市内の交通事故の渋滞に巻き込まれるハプニングがありまし
たが、熱海温泉へはなんとか午後8時前にたどり着き、一泊の温泉休養をとって無事帰ることができ
ました。
【コース紹介】 ※下段は私たちの通過時間
天城高原ゴルフ場バス停−(0:15)−万二郎岳登山口−(0:50)−万二郎岳−(0:25)−石楠立
9:00
9:16
10:03/10:14 10:47
−(0:40)−万三郎岳−(0:15)−片瀬峠−(0:10)−戸塚山−(0:20)−戸塚峠−(0:25)−
11:17/11:55 12:12 12:21
12:54/13:07
白田峠−(0:40)−八丁池−(1:35)−水生地−(?)−水生地下バス停
13:42※14:10 14:54/15:10
16:30 16:45
コースを誤り、28分ロス