【ニュースバックナンバーのTOPへ】
最新ニュース

      チリ・アルゼンチンの旅  (2012年1月12日〜26日)

         パタゴニア大周遊ハイキングとイグアスの滝15日間

    アルパインツアーのチリとアルゼンチンの旅に行ってきましたので、この旅を
    紹介したいと思います。

       

    始めに、パタゴニアについて説明しましょう。
    チリとアルゼンチンにまたがる南米大陸最南端、ほゞ南緯40度以南の地域のことを
    パタゴニア地方と呼びます。大きさは、日本の面積の約3倍です。
    パタゴニアの地名の由来は、有名な航海家・探検家マゼランが16世紀にここを訪れ
    た時、グワナコ(ラクダ科の動物)の毛皮を足につけた原住民の姿を見て、パタ(足)
    −ゴン(大きな)と言ったことが元になり、“パタゴニア”と呼ばれるようになりました。
    もともと先住民族であるセルクナム族、オーナー族、ヤーガン族などが暮らしていまし
    たが、スペイン人入植に伴ってほゞ絶滅してしまいました。悲しい虐殺の歴史でもあり
    ます。
    パタゴニアの魅力はなんと言ってもその大自然。荒々しくも美しい、手つかずの自然
    がそこにはあります。プンタアレーナス、プエルトナターレスなどのフィヨルドの入り組ん
    だ地域を離れると、広大なパンパが広がり、やがて鋭く天を突く岩峰群と氷河の峰々
    の世界に入っていきます。パタゴニアは、南米大陸を長大に貫くアンデス山脈が南端
    に落ち込むところ。太平洋側から吹く風が山脈に大量の降雪をもたらし、山を越えて
    パンパに乾燥した風を送ります。この風はかなりの強風となり、年間を通してこの地方
    に吹いています。パタゴニアが、“風の大地”と呼ばれる所以です。山脈に降った雪は
    氷河となり、広大な大陸氷床を形成します。ペリト・モレノ氷河では、轟音をたてて湖に
    崩れる迫力の風景を見ることができます。
                      

 【0日目】2012年1月11日
    このツアーは成田発であり、当日何かあって遅れたりしてはいけないので、成田空港のホテルに前泊
    しました。
                   

 【1日目】2012年1月12日
    初日は、まず成田からアトランタまで約12時間です。
    アトランタに到着し、乗り換えに8時間あるのでアトランタ観光をしました。
    まず、「風と共に去りぬ」の著者であるマーガレット・ミッチェルのハウスに行きました。

     

      

    また、アトランタはコカコーラ発祥の地であり、CNNもありました。

     

    空港へ戻り、チリのサンチャゴに向かって出発です。

 【2日目】2012年1月13日
    約10時間でサンチャゴ空港へ到着。乗り換えは約5時間ですが、サンチャゴの観光には時間が足りな
    いということで、空港で過ごすことになりました。
    それで、南米大陸に着いての初めての食事はラサーニャとクリスタルというチリのビールになりました。

      

    そして、チリのLAN航空にてプンタアレーナスへ。
    飛行機の窓からはアンデス山脈が、そして大きな氷河も見えました。すご〜い。

     

    ついに、南米大陸最南端の町ブンタアレーナスにやってきました。
    後ろに見えている海は、マゼラン海峡です。そして、当然のようにマゼランの像がありました。しかし、
    パナマ運河ができてからこの町は静かな港町となり、往年の活気はなくなったようです。

      

 【3日目】2012年1月14日
    この日は専用車でパイネ国立公園へ向かいます。
    しかし、気になっていることがありました。こちらに来る前の情報では、パイネ国立公園が山火事で閉鎖
    され、入れないかもしれないということだったのです。しかし、滑り込みセーフで、どうやら今日から再開
    したとの嬉しい情報が入りました。多少問題はあるかもしれませんが、基本的には入れるようです。

              

 【4日目】2012年1月15日
    この日はパイネ国立公園のハイキングです。

     

     

    そして、ディナーとなりましたが、アルパインツアーによってケーキが用意されていました。そうです、
    うちの奥さんの還暦の誕生日だったのです。

     

 【5日目】2012年1月16日
    この日は、氷山の浮かぶグレイ湖でのハイキングです。
    妖しげなブルーに光る氷山が、なんとも美しく感じました。きれ〜い。

     

    その後、国境へ向かい、アルゼンチンに入国となりました。
    そして、アルゼンチン側の専用車が来るまで、国境近くの牧場で羊の毛刈りを見学しました。

      

    アルゼンチンの広大な原野を走り、保養地カラファテに到着しました。

 【6日目】2012年1月17日
    この日は、ペリト・モレノ氷河です。
    地球の温暖化のために世界各地の氷河が後退しているにもかかわらず、ここの氷河は今も成長している
    ということでした。この氷河の奥のアンデスには広大な氷床があり、北極そして南極に次いで真水が存在
    している地域なのだそうです。
    船で氷河の近くまで行き、その後ゆっくり散策路から見学しました。

      

     

     

    その後、専用車でフィッツロイ山麓のロス・グラシアレス国立公園の拠点の村、チャルテンへ。

 【7日目】2012年1月18日
    この日はフィッツロイ川に沿って登り、セロトーレを望む展望地への往復ハイキングです。しかし、雲に
    隠れてセロトーレは見えませんでしたが、翌朝に赤焼けのセロトーレを見ることができました。

     

 【8日目】2012年1月19日
    この日はフィッツロイの堂々たる雄姿を望むカプリ湖周辺への往復ハイキングです。

     

     

    その後、専用車で再びカラファテへ。

 【9日目】2012年1月20日
    この日はカラファテの町の観光です。
    毎日、肉料理が続いていましたが、この日はカラファテにある寿司屋で寿しを食べることになりました。

     

      

    久しぶりのお寿司、そして日本食ですから美味しかったですし、胃も一休みできたことでしょう。
    その後、アルゼンチン航空で、カラファテから世界最南端の町であるフェゴ島のウシュアイアへ。

    南の果ての町のホテルでしたが、すごく外観の素敵なホテルでした。そして、ディナーでは地ビールの
    3種類を楽しむことができました。

      

 【10日目】2012年1月21日
    午前は、ウシュアイアの背後に連なる山脈のマルティアル氷河を展望するハイキングです。

     

    午後は、ティエラ・デル・フェゴ国立公園のハイキングです。

      

    その後、世界最南端を走る蒸気機関車に牽かれた観光列車「世界の果て号」に乗りました。

      

    更に、夜はビーグル水道クルーズです。夜と言っても白夜ですから、23時ぐらいまでは明るいです。
    エクレルール灯台がありましたが、映画「ブエノスアイレス」で有名になったそうです。

     

    オタリアというアザラシが見れました。そして、遠目にはペンギンのように見えるウミウがいっぱいでした。

     

    クルーズの最後に抽選がありました。
    大当たりで、私がこのアルゼンチン国旗をいただきました。そして、これにはお手紙がついており、自国
    に帰ったらこの国旗を持って写真を撮り、その写真を送ってくださいということでした。そして、各国から
    送られてきたその写真で大きな壁を作りたいとなってます。
    そのうち、この主旨にそった写真を撮らなければなりませんが、それについては後日追加したいと思い
    ます。

     

    帰りは23時頃となり、それからのディナーで終わったのは翌日でした。

 【11日目】2012年1月22日
    この日の午前中は、ウシュアイアの観光です。

      

    ヤマナ族の博物館に行きましたが、日本人にそっくりな人たちでスペイン人に滅ぼされ、今は極わずか
    の人たちが残っているそうです。

     

    そして、夕方のアルゼンチン航空でウシュアイアからブエノスアイレスへ。

    ブエノスアイレス到着後、本場のアルゼンチン・タンゴディナーシューを鑑賞しました。ショーの間は写真
    撮影禁止でしたが、セピア色のショー写真がありました。

      

 【12日目】2012年1月23日
    朝早く、ブエノスアイレスからアルゼンチン航空でイグアスへ向かいました。

    さぁ、世界最大級のイグアスの滝の観光です。
    ハイライトの「悪魔ののどぶえ」と呼ばれる場所へ進んで行くと、滝が見えてきました。

      

    これです。これがイグアスの滝です。

     

     

    そして、スピードボートのクルーズです。
    「悪魔ののどぶえ」には近づけませんが、別の滝の真下に突っ込んでびしょ濡れになるのです。
    楽し〜い。

      

     

    イグアスは国境の町で、川によって隔てられている三国峠ならぬ三国川分岐です。
    私が立っているのがアルゼンチンであり、左上がパラグアイ、右上がブラジルとなります。

     

 【13日目】2012年1月24日
    この日は、アルゼンチン航空でイグアスからブエノスアイレスに戻ります。
    飛行機がブエノスアイレスに近づくと、ラ・プラタ川が見えてきました。町が見えてきましたが、高層建築
    ビルが立ち並ぶ都会です。空港はラ・プラタ川のすぐ側なので、到着後にはまずラ・プラタ川を眺めまし
    た。

      

    ブエノスアイレスの市内観光ですが、まずはピンクの家を意味する大統領府のカサ・ロサーダです。
    次に、アルゼンチンで一番有名な女性であるエピータことペロン大統領夫人だったエバ・ペロンのお墓
    のある墓地です。そして、カテドラル・メトロポリターナという大聖堂などを廻りました。

      

    その後、ボカ地区に移動しました。
    ここは、マラドーナが所属していたサッカーチームのボカ・ジュニアーズのホームスタジアムです。

      

    そして、カミニートと呼ばれる通りに行きましたが、色鮮やかな家並みで、これは貧しい時代に船のペンキ
    の残りで家を塗ったためだそうです。

      

    カミニートは港の通りで、ここからタンゴが生まれたそうです。そのため、通りではタンゴが演奏され、
    踊られていました。

      

    また、ここは「母をたずねて三千里」のマルコが着いた港だそうですが、現在は港として使われていない
    ようです。

     

    ブエノスアイレスの市内観光を終え、ブエノスアイレス空港へ。
    いよいよこの旅も終わりに近づき、南米とさよならの時が来ました。
    飛行機はアトランタへ向けて飛び立ち、美しいブエノスアイレスの夜景が私たちを見送ってくれました。

                  

 【14日目】2012年1月25日
    アトランタに到着。
    その後、成田行きに乗り換えて日本へ。   

 【15日目】2012年1月26日
    午後3時過ぎに成田に到着し、その後新幹線にて塩釜へ。

    チリ・アルゼンチンの長い旅は終わりました。

         
   

★チリ・アルゼンチンで味わったお酒

 ☆チリのビール

    

 ☆チリのワイン

    

    

    

 ☆アルゼンチンのビール

    

    

 ☆アルゼンチンのワイン

    

    

    

    

   
★日程表

       
       


                                               【ニュースバックナンバーのTOPへ】