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2009年4月26日〜5月2日 中国四川省九寨溝・黄龍ツアー
HISツアー「九寨溝・黄龍 7日間」に行ってきました。そこで、あこがれの九寨溝
・黄龍などの旅をこのコーナーで紹介します。
なお、九寨溝・黄龍トレッキングについては「二人の百名山」のコーナーで詳しく
紹介しています。
【1日目】2009年4月26日
成田空港6:55に集合し中国国際航空CA158便(B737−700)にて出発。たかだか3時間のフライト
でしたが、機内食もビールもありました。機内食は、「beef or fish」 と聞かれましたが、私たちは
fishにしたらパスタでfishは海老とかのことでした。beefは牛丼のようでした。上海にて乗り継ぎ、中国
国際航空CA4504便(B737−300)にて成都へ。
成田→上海機内食 成都の薬膳料理店 薬膳料理
成都着後、オプションの夕食で薬膳料理へ行きました。私たちの感想は???でした。この日は最終
日も宿泊することとなる成都の芙蓉麗庭酒店に宿泊。そうしたら、部屋に別荘の宣伝らしき分厚い本
がありました。露天風呂でゴルフコースを眺めながら、ウイスキーグラスを片手に、脇には徳利とお猪
口が。中国の感覚でしょうか。
芙蓉麗庭酒店の前 変な広告 ホテル前の朝の太極拳
【2日目】2009年4月27日
朝起きて散歩にでかけると、広場で太極拳をやってる人たちが。あまり近づいて何かあるといけない
ので、ちょっと遠くの方からシャッターを。この日はまず峨眉山観光です。霧でしたが、我々が山頂に
着いた時には一瞬霧も晴れ、何かラッキーなツアーの始まりを感じました。その後、由緒あるのかど
うか分かりませんが、報国寺というお寺を見学。そして、ホテルは楽山の嘉州賓館へ。
峨眉山入口 金ぴかの塔と建物 報国寺
【3日目】2009年4月28日
このホテル前には昨日も今朝も何故かパトカーが停まっています。誰かに聞けばよかったのですが、
疑問のままになってしまいました。ところで、中国の車の運転は乱暴です。そこのけそこのけで、クラ
クションはひっきりなしに鳴っています。そんなわけで事故もそちらこちらで見かけました。
嘉州賓館 嘉州賓館の前 横転事故
楽山大仏観光です。大仏が高さ70mとあまりにも大きいので、全景を眺めるために遊覧船で岷江
へ。船にはトイレがありましたが、水は写真の通り川からバケツで汲んで流さなければなりません。
その後、楽山大仏の頭の部分まで歩いて登りました。やっぱり、大きいですね。
楽 山 大 仏 !!! 楽山大仏の頭
前半の一般観光はこれで終わりで、いよいよ九寨溝・黄龍への旅立ちです。中国国際航空CA4485
便(A319)にて一路九寨黄龍空港へ。九寨溝・黄龍へのフライトは天候とかいろいろの理由で不安定
だということでしたが、この日は若干の遅れ程度でテークオフ。飛行機からの山々の景色はすばらしい
ものでした。そして、夜遅くシェラトン九寨溝ホテルへ到着。
明日の九寨溝、明後日の黄龍の天気予報ですが、それぞれ、くもり・雨、雨・雪・・・・・。
成都空港 飛行機からの山々 シェラトン九寨溝ホテルのロビー
【4日目】2009年4月29日
天気予報が雨だろうが、祈りが通じたのでしょうか。朝、目が覚めてカーテンを開けると、山の間から
太陽が。快晴です。
九寨溝はバスと徒歩での観光です。では、出発。
九寨溝の景観のすばらしさは何の説明もいりません。まずは、午前の部です。
九寨溝入口 諾 日 朗 瀑 布
鏡 海
孔雀河道 箭 竹 海
箭竹海 熊 猫 海
五 花 海
五 花 海
五 花 海 珍珠灘
珍 珠 灘 瀑 布
諾日朗センター内レストラン 諾 日 朗 セ ン タ ー
昼食は諾日朗センター内のレストランです。その後、チベット民族の土産店で買い物をし、午後の部
です。
さて、九寨溝には九つのチベット民族の村があるそうですが、どこでも特徴ある旗がたってました。
また、四川省には白樺というのはなくて、林は赤樺でした。
赤樺 チ ベ ッ ト 民 族 の 集 落
五 彩 池.
犀 牛 海 老虎海
樹 正 瀑 布 樹正群海
樹 正 群 海
九寨溝、すばらしい!!!
その後、チベット民族の集落を眺めながら、岷江(揚子江)源流地を通過しました。昨日から何度か
通っているのですが、バスが停車して事故があったらしくて停まってくれません。この時やっと車窓
からなんとか写真が撮れました。
そして、連泊となるシェラトン九寨溝ホテルへ。
チ ベ ッ ト 民 族 の 建 物 岷江(揚子江)源流地
【5日目】2009年4月30日
今日は黄龍ですが、天気予報は雪まじりです。外はくもりですが、晴れることを祈りましょう。
途中今夜の宿となる川主寺によりショッピング、その後高山病対策のため全員に配る酸素ボンベ
を購入して、一路黄龍へ。
川主寺の果実露店 酸素ボンベ販売店 海抜4200mの雪宝峠
黄龍へは海抜4200mの雪宝峠を越えなければなりません。そして、黄龍の最高地は海抜3500m
です。そんなわけで、高山病対策が必要なわけですが、結果的にはやはり何人か具合が悪くなった
人があり、夕食キャンセルの方も一人でました。
木 道 の 工 事 現 場 黄龍寺
黄龍に到着。何故か晴れです。添乗員さんが言ってました。「このツアーには誰か悪運の強い人が
いる」と。後で聞いた話ですが、3日前スタートのツアーもあって、その方たちは雪のため黄龍に行
けなかったそうです。我々はなんとラッキーなのでしょう。
昼食をとり、バスでロープウェイ乗り場へ行き、ロープウェイにて一気に高山へ。修理なのか拡張
なのか分かりませんが、そこでは木道の工事中でした。こんな高山で材木を人がかついで運んで
ましたが、大変でしょうね。
さぁ、いよいよ黄龍トレッキングです。
この時期、黄龍は渇水期で水があるのは最高地点の五彩池だけのようです。それでもこの美しさ
です。そして、混雑していないこの時期だからこそ、ゆったりと自分たちだけの写真が撮れました。
景観を充分に楽しんだ後に下山となりました。麓間近のところで雨が降り出し、最後は駆け足で
レストハウスへ。
雷がなり、その後、雨は雪まじりになりました。川主国際大酒店に到着すると一大事、下の写真の
通りです。これはその時のフロントですが、停電なのです。もちろん電気がつきません。さらに水も
お湯も使えません。エレベータも使えません。3階の部屋までトランクを運び、着替えて取りあえず
夕食ということになりましたが、その頃には電気がついてなんとかなりました。ほっ〜!
【6日目】2009年5月1日
昨日の雪のため、九寨黄龍空港もご覧の通りの雪でしたが、飛行機は予定通りのフライトとなり
ました。九寨溝・黄龍を後にし、中国国際航空CA4480便(A319−115)にて、ふたたび成都へ。
停電の川主国際大酒店 雪 の 九 寨 黄 龍 空 港
成都パンダ繁殖センターにて、パンダちゃん見学。
飲茶の昼食です。正直申しまして、この食事が中国料理としては一番おいしく食べられました。
通常の四川料理は辛くて・油っぽくてお腹には非常に苦労をかけてしまいました。
ところで、この日は5月1日で中国の三連休の初日、街も店も非常に混雑していました。それに
しても、下の写真の一番右の片付けの様子を見てください。客の前での周りを気にしない豪快な
片付け、ただただびっくりでした。
武候祠に行き、劉備玄徳のお墓、彼の像、そして諸葛孔明の像などを見学しました。そうです、
ここはまさに三国志の世界です。ツアーの中にこの見学があったとは、ラッキーでした。
劉備玄徳 諸葛孔明
錦里の観光。錦里とは土産店・飲食店の集合地で、歩くのにも大変な賑わいでした。ツアーの中に
この見学があったとは、アンラッキーでした。
元祖麻婆豆腐の陳麻婆の夕食。
特にどうこうのコメントはありません。普通の麻婆豆腐です。ただ、麻婆豆腐の素のレトルトパックが
3パック千円で売っているというのは、せっかくの元祖の名が泣きますよね。
最終日のこの日の観光は盛りだくさんで、川劇(よく分からないのですが、京劇に対して四川省だから
川劇と言うのではと勝手に理解)を鑑賞。いろいろありましたが、注目はやはりメインで最後の変面
ショー。何度も瞬時に顔の模様が変わるのですが、これは国家秘密だそうです。
その後、中国初日に泊まった成都の芙蓉麗庭酒店へ。
【7日目】2009年5月2日
朝の出発前に表にでると、ハネムーンの車の飾り付けをしてました。二人で記念写真を撮らせてもら
ったら、側の中国人も祝ってくれました。
さぁ、いよいよ四川省にお別れです。
成都発中国国際航空CA4503便(B737−300)にて上海へ。そして上海発中国国際航空CA157便
(B737−700)にて成田へ。帰りの機内食はご覧の通り、うな重とのり巻きでした。これは、これから
日本に行く中国人へのサービスでしょうか。のり巻きのご飯はぼろぼろで、のり巻きの体をなしてい
ませんでした。
成田空港へ到着後は添乗員さんと挨拶を交わして流れ解散。ツアーの皆様、いろいろお世話になり
ました。