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2006年11月19日 蒟蒻づくりに挑戦
宮城県薬用植物園にて蒟蒻づくりのセミナーがあったので、参加して蒟蒻づくりに
挑戦してきました。
テーマ : 平成18年度第16回薬草セミナープログラム
「コンニャクの作り方」
日 時 : 平成18年11月19日(日) 10時〜12時30分
場 所 : 宮城県薬用植物園
コンニャク芋
下図の左から1年もの、2年もの、3年ものです。芋は毎春に植え、秋に掘り起こし、
冬は凍らないように部屋のなかで保存するのだそうです。そして、4年もので蒟蒻と
して利用します。
@芋を4つにカットする。
A芋がやわらかくなるまで鍋で煮る。
B鍋から取り出し、芋の皮をむいて適当な大きさに切る。
C4つにカットした1つについて、お湯750〜1000mlといっしょにミキサーで約50秒攪拌
する。お湯がミキサーに入りきらない場合は、攪拌後いっしよに大きな容器にあける。こ
れを残り3つについても同様に行う。
Dお湯といっしょによく混ぜる。
E約1時間半放置する。
F放置後、お湯200mlを加えて糸をひくようになるまで、手でよくかき混ぜる。
G食用消石灰4gを200mlのお湯でとき、全体にかける。
Hさらによく混ぜる。
I小さな容器に分ける。
今回はイチゴパックの大きさで6・7人分でした。
次は約1時間半後に次の作業となるのだそうですが、教室としてはこれで解散し、後は
各自が自宅に帰って行うこととなりました。
Jよく煮立ったお湯に容器から取り出して入れ、1時間煮る。
K水につけて一晩おく。
これにて完成です。出来上がった蒟蒻は市販品のようにぷりんぷりんしてなくて、ちょっと
違った食感ですが、「さしみこんにゃく」というものがこれと同じようなものだということです。
そこで、しょうが醤油でさしみとして、いただきました。
こんにゃくについて
サトイモ科
【 生薬名 】 蒟蒻
【薬用部位】 球茎(コンニャク芋)
【 成 分 】 グルコマンナン(コンニャクマンナン)
【 効 用 】 利尿、のどの渇きに、低カロリー食品として